静岡県「宿泊施設感染防止対策強化事業費補助金」公募開始しています。
本事業は、静岡県内の宿泊施設における新型コロナウイルス感染防止対策を強化するため、宿泊施設感染防止対策強化事業を行う者に対し支援するものです。
●事務局
○静岡県
https://www.pref.shizuoka.jp/bunka/bk-210/certification.html
●補助対象者
ふじのくに安全・安心認証(宿泊施設)制度に基づく認証施設又は認証見込み施設の事業者
※ふじのくに安全・安心認証(宿泊施設)制度について詳しくはこちら(出展: 静岡県)
●補助対象経費
① 感染防止対策強化に資する機器等の購入
遡及適用日以降に、機器等購入に要した経費のうち、消耗品費、備品購入費、その他事業の実施に必要と知事が認める経費
<宿泊施設感染防止対策強化事業費補助金の主な補助対象備品及び消耗品(機器等購入)>
用途 | 品名 |
キャッシュレス決済 | キャッシュレス決済端末(ソフトウェア含む)、決済端末と接続して利用する汎用端末(PC、スマートフォン、タブレット端末、バーコードリーダー等)、据付・配線等 |
発熱確認 | 熱感知カメラ(サーモグラフィー)、非接触型体温計、発熱時の入場制限などを呼びかける看板 |
滅菌 | <備品> 衣服等滅菌装置、紫外線滅菌機器、スリッパ消毒装置、トング等自動消毒装置、抗菌抗ウイルス対応品、加湿器 |
<消耗品> 手指消毒液、消毒用エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、界面活性剤含有の洗浄剤、次亜塩素酸水 | |
手洗い | <備品> |
ペーパータオルホルダー | |
<消耗品> | |
ペーパータオル、せっけん | |
換気 | 空気清浄機(HEPAフィルタによるろ過式であること)、空気循環サーキュレーター(扇風機)、網戸、二酸化炭素濃度測定器 |
接触防止 | <備品> |
料理運搬用ワゴン、順番待ちお知らせシステム、混雑回避のためのオンライン予約システム、テレワーク導入システム、呼び出しベル(飲食店待ち客用)、非接触注文アプリ、アクリルパーティション・アクリル板(※アクリル製でなくても飛沫を防止できるものであれば対象)、人感センサー付き照明器具、簡易センサー型自動水栓、自動カーテン開閉装置、ビニールシート(送迎車などの仕切り)、透明ビニールカーテン(受付などへ設置)、レイアウト変更に伴う新たなイス・机、一人鍋・一人皿、消毒液設置台、蓋付き便器(温水洗浄付きのもの、自動洗浄付きのものを含む。ただし、蓋を閉じて洗浄することを表示してください) | |
※パーティションは、ふじのくに安全・安心認証(宿泊施設)制度の基準に合致すること。 | |
<消耗品> | |
フェイスシールド、使い捨てコップ、使い捨てスリッパ、使い捨てブラシ、マスク、使い捨て手袋、三密防止など啓発チラシ・ポスター等、行列回避のための足下表示シール、簡易抗体検査キット |
※補助対象とならないもの
・次亜塩素酸水噴霧器
・ハンドドライヤー
・一般的なエアコン
・蓋なし温水洗浄便座
・感染症予防が主たる目的でないもの(通常業務に利用するパソコン、スマートフォン、タブレット端末、自動車、掃除機、布団乾燥機など汎用性があるものは原則として対象外です。)
※消費者庁から注意喚起されているものは、感染予防の効果について、現段階においては客観性及び合理性を欠くものがあるので、対象にならない場合があります。
※役務の提供、保守費用等は支援対象となりません。
② 感染防止対策強化に資する設備改修
遡及適用日以降に、設備改修に要した経費のうち、工事費、その他事業の実施に必要と知事が認める経費
<宿泊施設感染防止対策強化事業費補助金の主な補助対象設備(設備改修)>
・換気設備
必要換気量が確保できる能力を有するもの(在室人数1人当たり毎時30m3(宿泊業の大浴場に設置する場合は一人あたり毎時60m3)
・パーティション
レジやフロントデスク前に設置するなど、従業員と利用者を遮蔽できるものでビス等で固定されたもの
飲食テーブルの間に設置するなど、他のグループと遮蔽できるものでビス等で固定されたもの
・自動扉
非接触型のもの(ボタンで開閉するものは、対象となりません。)
・自動水栓
人感センサー付き非接触型水栓であるもの
・トイレの洋式化
和式トイレから、洋式トイレ(蓋あり)へ改修する場合(新型コロナウイルス拡散防止のため、トイレの蓋を閉めてから汚物を流すようにしてください。)
・洋式トイレの改修
蓋なし洋式トイレから、蓋あり洋式トイレへ改修する場合
便器自動開閉システム付きの洋式トイレへ改修する場合
<注意事項>
便座のみの取替ではなく、便器を含めて改修する場合が補助対象です。
便器自動洗浄システム付きの場合は、蓋が閉じた後に自動洗浄を開始する仕様になっているものに限ります。
・自動洗浄機能付き男子用小便器
非接触型となる自動洗浄機能付きのもの
・エアコン
換気設備機能を内蔵したエアコン
<注意事項>
必要換気量(在室人数一人あたり毎時 30 ㎥(宿泊業の大浴場に設置する場合は一人あたり毎時 60 ㎥))を確保する必要があります。
必要換気量が確保できない場合は、換気設備を増設してください。
・窓
窓のない部屋に新設する開閉可能な窓
開閉不可能な窓(FIX 窓)から開閉可能な窓へ改修する場合
・人感センサー付き照明
人感センサー付き照明へ改修する場合
※補助対象とならないもの
・一般的なエアコン(換気設備機能が付いていないエアコン)
・網戸
・トイレの便座のみの取替
・抗菌仕様の内装クロス、床カーペット等の内装材